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五嶋正治 Goto Masaharu 教授
映像制作を通じて学ぶ人間性
 
映像とはどの様なプロセスで企画・制作されているのでしょうか。
それは発想というイメージの世界から文字表現で企画書が作成されその文字表現を媒体として、他者へ伝達され、撮影台本、シナリオと変化していきます。映像作品は必ずしも一人だけでは完成に到達出来ないことも多く、自分の描いた作品の意図を他者にも理解して貰う必要性が出てきます。
自分の描いた企画のメッセージ性を文字表現から映像に置き換えて行く作業を共同作業で行い、一つの作品が完成します。

プロフィール

学位: 学士
専門テーマ: 映像言語を通じてメッセージを発信する
専門分野: メディア教育、メディア・リテラシー、映像制作、映像分析
最終学歴: 日本大学生産工学部土木工学科
所属学会: 日本教育メディア学会、異文化間教育学会
研究キーワード: 文字言語から映像言語への変換
主な論文・著書:
「メディア・プロダクション・スタディーズと新たな「教養」創成の試み」『東海大学紀要文学部』第93輯、2010年

研究テーマについて

社会性

地球市民として情報発信

映像作品(映像番組)を企画・制作する目的は、他者に自分の感じている事、考えている事を伝える事にあると思います。いくら自分が怒りと感動を感じ他者に伝えようとしても、その作品を媒体として伝える事が出来なければ、社会にとってはあまり意味を成さない作品と成ってしまいます。
時代の流れは、通信回線を経由して世界中の多くの情報を発信できる状況になりました。当たり前の様に、動画という情報が個人レベルの携帯電話端末で録画、編集、発信が出来る時代です。
wwwを通じて情報を発信することの楽しさ、パワーの大きさ、そして、それに伴う情報を発信する責任の重大性を考える事も社会人、地球市民として大切な力と思います。
研究の特異性

メディア・プロダクション・スタディーズ

映像関係の授業というと「映像メディア評論」「映像分析」といった受身的な授業が主流の時代から、能動的な授業に変化してきていますが、これは近年、映像編集がコンピュータの進歩によって容易に、そして安価な設備で出来るようになったためです。
私が昨年論文で紹介した「メディア・プロダクション・スタディーズ」という映像制作の学習法では、能動的な「創る」という姿勢を学ぶ事で、メディア・リテラシーで求められる、情報の良し悪しを判断する力も身につけます。
研究の楽しさ

パブリック・アクセスとしての実践

「映像表現論」という映像の読み解き、分析を行う授業では、盛り沢山の国際的な映像作品を視聴しグループ単位のワークショップ形式で楽しく学んでいます。
また、授業外活動では、全国の14のケーブルTV局で放送されている番組を学生企画・撮影・編集で制作しています。偶数月には、インタビュー形式のスタジオ収録教養番組「知のコスモス」(15分番組)、奇数月にはドキュメンタリー番組「ミネスタ・ウエーブ」(15分番組)を制作・オンエアしています。学生たちによる企画から完成までの実践過程が、パブリック・アクセスの教育的実践であるとともに、私にとっての「メディア・プロダクション・スタディーズ」そのものとなっています。

ゼミ・教育について

ゼミの教育姿勢

実践から学ぶ社会との接点

研究室とスタジオを活用し、撮影・編集器機を使った授業を行っています。収録スタジオでは、スペシャルゲストを学生が招き“とっておきの話”を引き出すインタビュー番組を3台のカメラ・スイッチングで収録します。題して「徹子・徹夫の部屋」番組制作。
映像制作の基礎授業では、1分間の映像作品を一人一作品、企画・制作する“One Minute Video”プロダクション。映像という言語を駆使して、世界に発信する1分間の映像作品を作り、コンテストに応募します。
学生
教室や研究室での座学とは異なり、自由な雰囲気の中で授業が進められています。時には、調査や打ち合わせのために校外に出かける事も行い、一人ひとりが作品制作に対して責任を持ちながら授業が進んでいきます。
「作品を完成させる!」という目標に向けて、完成試写会の日が近付くと学生たちの、授業時間外での活動も増えてきます。そんな時には、コーヒーやビスケットを準備するのも私の役目?と思っています。
卒業研究テーマ
学科の教育目標にもあるように「社会的に価値のあるコンテンツを発信できる人材の育成」が五嶋研究室の目標でもあります。自分たちだけが素晴らしい、楽しいと感じても、それが学外の人々(オーディエンス)から認められない、メッセージ性の弱い作品では、その作品の社会的価値は低いと思います。
「あなたは、そのコンテンツにどのようなメッセージを込めて、社会に発信していますか?」 社会へ向けて情報を発信する責任と楽しさを学んで欲しいと考えています。
ゼミの魅力
「美味しいだけ商品では、ヒットしない、その美味しさに栄養素が含まれてこそ、今の時代のヒット商品が生まれる。」
「面白いだけのTV番組ではなく、複合的な栄養素が内在しているからこそ、年齢層を超えた楽しめる番組が長続きする。」
「口から入る栄養素が健康な肉体を育み、目と耳から入る知識が豊かな教養を育む。」

入学をお考えの皆様に向けて

多くの大学にメディア関連の学科が新設されていますが、東海大学の「広報メディア学科」は、メディアに「広報」という文字を冠する学科です。多くの企業がメディアにお金と情報を提供して社会活動を行っています。企業とスポンサード・メディア(民間放送)の関係は今後、大きな変革の時期を迎えます。 この広報メディア学科で企業とメディアの関係を学び、メディアの専門知識を武器にスマートな企業人に育って欲しいと思います。 「あなた方を待っているのはメディア業界だけではなく、一般企業も待っています。」
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