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水島久光 Mizushima Hisamitsu 教授
デジタル化をミクロ〜マクロ視点で分析する
 
デジタル化とは何か、それは人間の認識や行動、社会システムをどのように変えようとしているのかを、広範な対象について、ミクロ〜マクロから様々な方法を用いて観察、分析しています。そしてその成果を単なる学術的知見の次元にとどめず、またその動向に受身になることなく、新しい社会的コミュニケーションの創造に寄与していけるよう、実践的な方法論の模索を続けています。

プロフィール

学位: 修士(学際情報学)
専門テーマ: メディア環境のデジタル化とソーシャル・デザイン
専門分野: 情報記号論、メディア論
最終学歴: 東京大学大学院学際情報学府
所属学会: 日本マス・コミュニケーション学会、日本記号学会、情報通信学会
研究キーワード: メディオロジー、デジタル技術、ソーシャル・デザイン
主な論文・著書:
『閉じつつ開かれる世界―メディア研究の方法序説』(勁草書房、2004)
『テレビジョン・クライシス―視聴率・デジタル化・公共圏』(せりか書房、2008)
『窓あるいは鏡―ネオTV的日常生活批判』(慶應出版会2008、共著)
『コミュニケーション学講義―メディオロジーから情報社会へ』(監訳、D.ブーニュー著、書籍工房早山、2010)

研究テーマについて

社会性

デジタル環境が拓く可能性の探求

ここ数年、実際に取り組んでいるプロジェクトを紹介します。
  • 「映像アーカイブを媒介として地域の記憶と記録を結び付けていく数々の実践」(鹿児島県垂水市における海難事故の「記憶」の発掘、北海道夕張市における多様な映像による「風景」の再生、横浜市におけるみんなでつくる写真アルバムの活用、等々)
  • 「放送の公共圏の再定義」(NHKアーカイブスの構成に関する研究と提言、「みんなでテレビをみる」教育実践、放送倫理の再構築―BPO放送倫理検証委員としての活動 等々)
  • 「デジタル環境におけるコミュニケーション・デザイン」(医療現場におけるコミュニケーション研究、システムを介した関係性の可視化と活用、広告のリ・デザイン、エンタテイメント研究 等々)
研究の特異性

根源的な問いから「現場」へ

「メディアとは何か」「メディアに囲まれて暮らす人間とは何か」という根源的な問いをベースにして、極めて具体的な「現場」における実効的ソリューションを考える点ではないでしょうか。
研究の楽しさ

「課題」と「人間」に向き合う

課題の切実さに向き合うこと。問題の深さに悩むこと。その先に常に笑顔や涙といった人間の素の姿が現れること。

ゼミ・教育について

ゼミの教育姿勢

自ら問い、解決する

問いを自分で立てること。その問いを解いていく方法をしっかり学ぶこと。その方法を用いて論理的に思考すること。
学生
自由でカジュアルで、乱暴で、生きることに真面目です。
卒業研究テーマ
  • 「パテ・ベビー(戦前流行した9.5mmフィルム)の消失について」
  • 「なぜ『ひと』は『想像』するのか〜人の意識について考える」
  • 「北炭夕張新炭鉱事故から見る記憶の共存」「アイドルとアーチストの間には何があるのか」 他、様々な分野・テーマ
ゼミの魅力
主体的な参加をモットーに、一人ひとりとのコミュニケーション、論理的な思考、対象への遠近感を養うこと、頭だけでなく身体をつかうことの大切さを、常に学生たちには挑発的に訴えかけ、彼らはそれに必死に応える「勝負」の場になっていると思います。
その他一言
社会に飲み込まれるな! 社会をつくれ! ―「求む!」僕と一緒に、実践的なプロジェクトに参加してくれる学生。

入学をお考えの皆様に向けて

これからのメディア環境を創造していく上で、学ぶべき理論と実践に関して言えば、極めてバランスの取れた学科だと思います。
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