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谷岡理香 Tanioka Rika 教授
放送におけるアナウンサーの役割
放送人材における多様性
 
「憧れの職業」と呼ばれたり、「女子アナ」という名称で揶揄されたり、同じアナウンサーという職業でも、女性に求められるものは違っているような印象があります。アナウンサーという職業は歴史上いつ誕生し、どのような役割を担ってきたのでしょう。また、放送の仕事で女性のみに与えられる役割はあるのでしょうか。あるとするなら、それは社会にとってどのような意味を持つのか、更に日本以外の国ではどのような状況なのか、そうした調査・研究をしています。

プロフィール

学位: 学士
専門テーマ: 放送における女性の役割・位相を考える
専門分野: 音声表現 ジェンダー メディア
最終学歴: 青山学院大学文学部英米文学科
所属学会: 日本マスコミュニケーション学会 国際ジェンダー学会
研究キーワード: ジェンダー、メディア、アナウンサー、ジャーナリズム
主な論文・著書:

著書

「マス・メディア・ジャーナリズムの立ち位置
 〜ジェンダー平等の視座からの一考察〜」
『東海大学紀要文学部』第98輯、2013年
『放送ウーマンのいま―厳しくて面白いこの世界』 共著 ドメス出版、2011年
『キーワードで読み解く現代のジャーナリズム』 共著 大月書店、2005年
論文
「アナウンサーのキャリア形成に関する一考察」
『東海大学紀要文学部』第91輯、2009年
「放送の現場から〜フリーアナウンサーを率いて」『特集 放送文化とジェンダー』国際ジェンダー学会誌第7号、2009年

研究テーマについて

社会性

女性のキャリア形成を考える

放送というマス・メディアが社会に与える影響は大きいものがあります。その中で女性アナウンサー等の女性放送人のキャリア形成を調査・研究することは、個人が自分の能力を発揮することができる男女共同参画社会を構築するために重要な研究であり、多様な人材がメディアで発信するためにも有用な研究であると考えています。
研究の特異性

放送文化の担い手を育てる為に放送の内と外を繋ぐ。

私自身が長年アナウンサーとして放送の現場で仕事をしていました。放送の仕事は魅力的でやりがいのある仕事ですが、体力的にハードな仕事でもあります。近年は多メディア時代に入り、放送文化を考える余裕がないほどに厳しい労働環境に置かれている現状もあります。現場の人たちに役立つ調査・研究をし、市民と繋いでいくことが私の研究の特徴であると考えています。
研究の楽しさ

放送現場を支える人たちに役立つ研究

メディアを批判的に見ることは重要なことですが、報道や制作の現場で奮闘している人たちがどのような環境の下で働いているのかは見えてきません。現場の人たちを力づける調査・研究が放送内容に反映される可能性もあり、ひいては社会に役立つことでもあります。とてもやりがいのあることだと思っています。

ゼミ・教育について

ゼミの教育姿勢

社会を知ろう
その中で自分のアンテナを作ろう
そのために沢山体験しよう
そして、自分の言葉で語ろう

私たちは、あふれるほどの情報の中で暮らしていますが、本当にその情報について知っているのでしょうか。目の前を流れていく情報の川をただ見ているだけでなく、その情報や出来事と自分との関係性を考え、自分たちは今どのような社会に生きているのかを考えます。誰かの言葉ではなく、「自分の言葉で語る」ことを学びの中心に据えています。
学生
賑やかな学生もおとなしい学生もいて、多様性に富んでいますが、共通しているのは、自分とは何者かを考えたいという姿勢があるところだと思います。
卒業研究テーマ
私のゼミでは主に卒業制作をしています。大学4年間あるいはこれまでの人生を総括するというテーマです。
映像作品と音声作品が主ですが、美術作品などの実験的作品を制作する学生もいます。学生生活に別れを告げて社会に出る―今の自分を確認する大切な制作です。
2010年度のそれぞれのテーマは下記の通りです。
  • 「振り返る就活〜内定以外に得たもの〜」
  • 「私と故郷と農業の今後」
  • 「公開する私」(コミュニケーションツール考える)
  • 「10年後の自分へ」
  • 「わたしいまめまいしたわ」(願望・悩み・思考の先にあるもの)
  • 「僕が変わってしまった訳〜大人になることはつまらないこと?」
  • 「ばあちゃんの介護を通して家族を考える」
ゼミの魅力
社会に出る前に、自分とは何者か、自分は社会のどこに立っているのか、自分はどこに向かっていきたいのかを真剣に考え、そうした学びを通して、自分なりのコミュニケーションの形を作ってもらいたいと考えています。

入学をお考えの皆様に向けて

学生たちの仲が良く、教員の協力・指導体制も整っています。色々な学習体験をして成長していきたいと思う学生には、ぴったりだと思います。
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