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吉田文彦 Yoshida Fumihiko 教授
メディア論調のコンピューター解析に
基づく世論予測
 
メディアが発信する膨大な情報、ネットに溢れるさまざまな情報を材料にトピックやテーマごとに意見や論調の傾向を集約することが出来れば、世論や社会が今後どのように変動していくかを知る手がかりになるのではないかと考え、そのための研究手法の開発や実験を行っています。

プロフィール

学位: Ph.D.
専門テーマ: 自然言語処理手法を用いたメディア研究
専門分野: メディア研究
最終学歴: ハワイ大学政治学大学院博士課程
所属学会: 日本マス・コミュニケーション学会、日本国際政治学会、International Association for Media and Communication Research.
研究キーワード: 自然言語処理、テキストマイニング、内容分析、メディア研究、世論
主な論文・著書:
上村龍太郎・吉田文彦・山下俊恵『社会知能システム―内閣支持率は予測できるか?』東海大学出版会、2007年
吉田文彦「文章解析ソフトウェアTeX-Rayの概要と応用事例―小泉内閣関連新聞社説の内容分析結果による内閣支持率の予測」『マス・コミュニケーション研究』68号、2006年、80-96.
吉田文彦「短命内閣に見るマスメディア論調と内閣支持率の連動性」『東海大学紀要文学部』第94輯、2011年、59-85.

研究テーマについて

社会性

自分たちが生きている社会の理解を深める

社会を望ましい状態に導いたり保ったりするためにはまず社会自体の構造やその内部で働く力学を理解することが必要です。高度情報化社会にあって、メディアやネットが流すニュース・意見・評判・口コミなどが人々の行動にどのような影響を及ぼしているのかを理解する助けになればと思っています。
研究の特異性

従来方式を圧倒する高い情報処理能力を生かした未踏領域の開拓

数千件、時には数万件を超す新聞記事をデータベースから収集し、コンピューターによって文章を解析し、大まかな論調を数値化するという研究を行っています。またテレビニュースに関しても文字を起こした上で、同様の手法を適用しています。人手とコーダーの判断に頼る従来方式に比べ、処理可能な分析対象の数が数十倍から数百倍に達するため、適用範囲の単なる量的拡大にとどまらず、新しい研究分野の創出が可能になりつつあります。
研究の楽しさ

測定困難な対象の測定と、常識的予想の厳密な立証

そのひとつは、従来は測定困難とされていたような事柄(例えば、大量の文書中に含まれるある案件に関しての批判的傾向)を測定出来るようにするためのソフトウェアを開発しており、その成果がすこしずつ研究結果に反映されてきたことでしょう。さらには、その手法を用いると、これまで常識では当然とは思われていたものの、ほとんど実証されてこなかったような事柄・仮説を厳密な手続きにしたがってデータを用いて明確に実証できます。

ゼミ・教育について

ゼミの教育姿勢

未踏の研究領域に足を踏み入れよう!

新しい情報を生み出すことが研究の本質的要素のひとつだとすれば、どんな研究もある意味で未踏の領域に足を踏み入れることが必要になります。ゼミでは自分自身の研究テーマを自ら見つけ出すことを最重要視しています。習ったり勉強したり訓練を受ければ学べる研究手法や理論とはちがい、この部分に関しては、学生の皆さんの独自性を尊重し、指導しすぎないよう気をつけています。
学生
一匹狼的な側面を持ちながらも周りの仲間と強調していける部分も持ち合わせた人物がかなりみられます。
卒業研究テーマ
  • 日本広告機構ACの文章解析
  • 野球選手のブログから見る言葉の傾向
  • 名牝「ウオッカ」は顕彰馬になれる要素はあるのか?
  • ネットスーパーの実態
  • 流行商品「食べるラー油」の記事の分析
  • 若者の○○離れ
  • 新聞記事とアイドルの人気
  • 若者言葉〜KY〜
  • 新聞の一面と経済状況の関係について
ゼミの魅力
学生の立場であっても、まだ誰も試みたことがないような研究分野を自ずから切り拓くことができます。

入学をお考えの皆様に向けて

広報メディア学科には、教室での授業だけでなく、実際に社会に向けてメッセージを発信することで、社会的責任を担う力を磨く機会と、そのための設備・知識・技術・教授陣が揃っています。学生と教員が一緒になって学科を作る経験を通じて、現代に必要な「活きた教養」を身につけることができます。
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