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学科の在学生に対する春学期授業アンケートから(2020年9月17日)

今年度の春学期はコロナ禍にともなう緊急事態宣言などから、授業開始が5月11日(月)に延期となり、在学生にとっても不便さを強いられた授業の履修となりました。とりわけ入学したばかりの新入生にとっては、大学生活が始まったことの実感も十分に得られない中で、インターネットでの遠隔授業は、不安を抱えながらのスタートとなりました。ストレスの多い春学期になってしまったのではないかと思います。

しかし一方で、遠隔授業やインターネットを使った新しい授業形態は、いままでにない学びの機会や経験を実感したという学生もおりました。インターネットを用いた教員と学生の新しいコミュニケーションの形態が感じられたという実感を持った上級生もおりました。

こうした状況を踏まえて、大学全体としての対策や見解は、大学のサイトでもお伝えしておりますが、ここでは、広報メディア学科の在学生に向けた春学期の授業アンケートの結果の中から、学生の生の声をいくつかご紹介したいと思います。調査概要は以下の通りです。

【調査概要】調査名:広報メディア学科の授業と活動に関するアンケート調査
            調査主体:広報メディア学科
            調査期間:2020年8月15日(土)〜21日(金)
            調査対象者:広報メディア学科の全学生:回答者数(134名)
            調査方法:インターネットを用いた調査

■広報メディア学科在学生の声から
1)良かった点や実感できた点

「ZOOMを利用した授業で強制的に顔を見せることが苦痛だったが、自分の自由なタイミングで繰り返し授業に取り組めることができるのは、とても良かった」(1年生)
「とてもわかりやすい授業ばかりでした。対面で同じ授業を受講できたらもっと自分の力になると思いました」(1年生)
「広報メディア学科の先生方は、ライブ式、オンデマンド式の授業に関わらず、ネットで接続が悪かった時などを考慮して資料配布や授業運営を行なっているように見受けられて良かったと思います」(1年生)
「自分の自由なタイミングで繰り返し授業に取り組めることができるのは、とても良かった」(2年生)
「リモートだけでの授業でしたが、先生の尽力により例年には無いような貴重な体験をすることができました」(4年生)
「ゼミナールのみ受講しましたが、従来自宅と学校の往復だった時間なども自宅で話し合いを行うことができ、オンライン授業も効率性においてはメリットが多かったと感じました」(4年生)

2)困った点や気になった点

「慣れないオンライン授業ということもあり、学科の人たちとコミュニケーションをとることがあまりできず、大学生らしい交流が図れなかったことが非常に残念でした」(1年生)
「大学へやっぱり行きたい。授業としてはやはり物足りないなさがある」(1年生)
「資料のみを提示する授業では、何も説明がなく、授業の内容が理解できてないため、課題を出されても答えることが難しかった。また、授業によって課題の量が多く、期限内に終わらすことが困難で負担となり、日常生活に支障が出ていた」(2年生)
「自宅で受けやすいというオンラインの強みを感じたとともに、課題の多さと提出期間の短さにとても苦労しました。ただ、比較的に広報メディアの科目はそういった配慮がなされていたのですが、英語などそれ以外の科目と並行すると結果的にとても大変でした」(2年生)
「各授業で、オンラインで勉強をしないのではという懸念から課題が多くだされる上に提出期限が短く、そもそもキャンパスライフエンジン自体にログインできる時間も限られているため厳しい日々が続きました」(3年生)
「私の周りの学生も課題が多いという声がたくさん上がっていました。もう少し、課題の量を調整していただけると助かるかもしれません」(4年生)

■まとめ

今回は、アンケートの中でも自由記述の一部をご紹介いたしました。確かに困った点や気になった点もありましたが、新しい学びを実感できたという前向きな意見もありました。

一般的に物ごとには、つねに多面性があると言われています。物ごとを見る側面には、いろいろな視点があるのです。例えば、ここに一つのどこにでもあるコップがあるとしましょう。このコップは横から見れば、ほぼ長方形の形をしています。一方、上から見れば、丸い形をしているのです。このように同じ物体(物ごと)でも、見方や視点が異なれば、違った形に見えるのです。事実(現実)は一つでも、見方一つで意見(形)は異なるということなのです。

同じことがいまの社会にも言えるのではないでしょうか。いまのコロナ禍の社会状況をどの視点で、どの角度(側面)から皆さんが見るかによって、その社会は大きく見え方が異なってくるのです。ぜひ今の状況を前向きに捉えて、多面的に考えていっていただけたらと思います。

* * * *

依然としてコロナ禍が終息しないなかで、湘南キャンパスでは2万人に近い学生が在席し学んでいます。このような環境では、全面的な対面授業の復活は困難であるため、本学の一部の科目を除き、文系学部のほとんどの授業は、秋学期も引き続きインターネットを用いた遠隔方式で行われます。

春学期の授業アンケートをもとに学生の皆さんから寄せられた多様な感想や意見を踏まえ、広報メディア学科では、授業の内容や運営の改善にさらに一層努めて参りたいと思っています。

(広報メディア学科学科長 小泉眞人)

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